大分県中津市耶馬溪国道212号線から見える圧倒的なスケールの山肌、というより大きな岩が張り出している。昔のドラゴンボールのオープニング?エンディング?を思い出しました!笑(うろ覚えですいません)
1735年から約30年、禅海和尚が町の人のために石工たちとともに掘り続け作られた洞門(トンネル)
歴史を感じながらトンネルを潜る、風景とともに岩肌を眺める、そんな楽しみ方と写真。
ギャラリー
青の洞門について
なぜ青の洞門と呼ばれているのか、この地区が昔は青という地名だったとのことで青の洞門と呼ばれているそう。青いのかなーなんて思いながら行ってみると青くないので気になりますよね。
青の洞門ができた背景には、通行人がこの高い岩壁に作られた危険な道を通る際、鉄の鎖を命綱にして渡ったり、落ちて亡くなる方が多くそれに心を痛めた禅海和尚(ぜんかいおしょう)が1735年から約30年かけて石工達とともにノミと槌だけで掘り続けて342mの洞門を完成させました。
以降は通行料を徴収して工事の費用に充てていたそうで日本初の有料道路とも言われているとのこと。(現在は無料で通行できます)
青の洞門アクセス、駐車場、トイレ情報
青の洞門(あおのどうもん)
住所:大分県中津市耶馬溪町曽木
入園料なし
駐車場約80台 マップは駐車場の地図を貼り付けています。
トイレあり キレイです
自動販売機あり 食事のお店あり
青の洞門2つの楽しみ方
行ってみて思った楽しみ方を2つご紹介します!
1、青の洞門を歩いて歴史を感じる
青の洞門の中を歩いて手彫りのトンネルを感じることができます。夏は風がよく通るので涼しいです。
駐車場は約80台とのことでかなり広いです。写っていませんがまだ駐車場あります。
駐車場から見える岩壁の迫力、トラックが小さく見える。
駐車場からすぐに川。下に降りて遊べます!
駐車場からどんどん歩いていくと階段があります。
ここが実際の手彫りのトンネル。ここをノミと槌で掘り続けたと思うと本当にすごいの一言。
石碑にも書いてある通り最初に明けたあかり窓。この窓ひとつ作るにも相当な時間がかかってるんでしょうね。手彫りの跡が無骨でかっこいい、そしてあたたかみを感じます。
大きい駐車場の反対側に出ると青の洞門の石碑。こちらが入り口ということかと思いますがこちらには駐車場スペース?という感じの場所があるくらい。
バス乗り場ありです。
そしてまた駐車場の方に戻って来ます。
大きい駐車場から少し歩いたところに禅海和尚の手彫り洞門があります。階段を降りて行きます。
川沿いに階段が続いてます。
階段を降りると入り口が。
入り口は改修されてますが中はしっかり手彫りの跡が。
階段を上がると道の反対側に出ます。
青の洞門、今は拡張されて車も通れるようになっておりますが、手彫りの箇所も残ってます。
薄暗いですが光が差し込み風が通る洞門、そこにはたくさんの人の思いが詰まってます。
禅海和尚と石工たちが通行人のために約30年掘り続け、みんなが感謝しながら通った道と思いながら歩くと感動が込み上げます。
約30年、人のために掘り続けたってすごいな・・・そして行動力。
禅海和尚は旅の途中でそこに留まり、洞門を掘り安全に通れるように、そこに使命というか自分が何をすべきかが見えたのかとか色々考えます・・・そして諦めない心。そう考えながら青の洞門を歩くと胸が熱くなります。
そんな熱い人間になりたい・・・
2、青の洞門を風景として楽しむ
川を挟んだ道を走ると青の洞門の看板
鳥居の向こうに広がる迫力の岩壁。
川を挟んで国道側から岩壁を見ることができます。圧倒的な存在感と迫力。別世界を見ているような感覚になります。そして5月には手前側の敷地はネモフィラでいっぱいになるそうです。来年は絶対にネモフィラ撮りに来よう!
感想
風景も壮大で自然いっぱいです。駐車場から川に降りて水遊びができます!お食事処もあってゆっくりできます。
洞門を潜るのと遠くから風景として楽しむ、どちらも楽しんで見てください!歴史あり、遊び場あり、写真スポットとしても最高。
今回はあいにくの曇り空でしたが次はネモフィラと一緒に撮ります!また来たいと思います!絶対いいぞ・・・
耶馬溪っていいところだなと思いました!耶馬溪また来ます。
使用機材
カメラ
・X-T4
レンズ
・XF35mmF1.4 R
・XF90mmF2 R LM WR
・XF8-16mmF2.8 R LM WR
・XF16-55mmF2.8 R LM WR
X-T4
フィルムシミュレーションはPROVIAで撮影。
仕事でのメイン機なのでかなり使いやすいです。操作も1番慣れているカメラ。ダイヤル操作も自分が使いやすいように設定しています。
緑がすごく綺麗に出るフジフイルムは風景写真に向いていると感じます。グリーンが強く出過ぎたりすると若干抑えめにレタッチします。
XF35mmF1.4 R
今回は岩壁という大きな被写体だったので使い所は少なかったです。でも持っているとついつい使いたくなるレンズ。ボケや描写がふわっと優しいのが特徴。
XF90mmF2 R LM WR
こちらもXF35mm同様使い所が少なかったんですが遠くから岸壁を狙えばよかったなぁとプチ後悔・・・。もっと使いこなせるように頑張らなければ。大きいものといえば寄って広角という考えが抜けず。
XF8-16mmF2.8 R LM WR
かなり多用しましたがまだ使いこなせてない感が・・・!迫力に欠ける写真ばかり、いいレンズでばっちりのロケーションなのに魅力が伝えきれてないのが悔しい。
XF16-55mmF2.8 R LM WR
あまりボカす必要のない風景写真にはとても使いやすいレンズ。ここまで多用したのは久しぶりかも。こちらもまだ使いこなせてない感・・・ズームに甘えてしまう。
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